どーも。
活字離れと呼ばれて久しい昨今ですが、私も文字に触れる機会が激減し、昔は楽勝で書けていた漢字の書き取りがだいぶ怪しくなってきています😅
さて、好評の読書感想文のコーナー...ではなく、単に図書館で借りてきて読んだ本の紹介です。
※全くオススメはしていません。私の嗜好・癖を知っていただけたら幸い。
著者:川村 湊
1,600円
政府・国に反対的なサヨクを名乗る年金生活者で透析患者のおじいさんが書いた本です。
昨年2020年5月28日初版と、新型コロナウイルスによるパンデミック発生から比較的すぐに執筆されています。
昨年4月7日の安倍政権時に公示された「緊急事態宣言」日から、緊急事態宣言の延長となった付近の31日間における日本の新コロ対応に関して、著者が見たこと、調べたこと、感じたことを日記形式でまとめられた、そんな一冊になっています。
自称サヨクの著者ですから、基本的には政府や国の対応に批判的な内容になっております。お薦めはしませんが、サヨク系思考の方には好まれる本ではないかと。
※私は中道派です(どっちかはっきりしろと言われそうですが...)
かれこれ1年半以上もこのパンデミックは続いていますが、情報は日々アップデートされ、古くなった情報は忘れがちですよね。このコロナ対応初期に、
・政府や国がどのような対策を実施していたか
・誰がどのような発言をしていたのか
などを記しており、1年後や3年後に当時の状況を振り返ってみたいときに読んでみるにはいいかなあと感じました。
本の批評はしませんけど(おぃ!)、代わりに私がコロナ初期対応で忘れちゃいけない箇所をまとめてみようと思います。
・コロナ感染疑いがあってもいきなり医療機関を受診するな、まずは帰国者・接触者相談センターに連絡せよ。とのお達し。
・ただし厚労省が発表した相談・受診の目安が、「37.5℃以上の発熱が4日以上続く方」、「強いだるさ息苦しさがある方」、「高齢者や基礎疾患のある方はこの状態が2日程度続く場合」であった。
⇒真面目な国民はこの基準を守って辛さを我慢した方、症状を悪化させた方、お亡くなりになった方もいたことでしょう。
・その後、加藤厚労相(現:内閣官房長官)は「37.5℃以上が4日間は家で待機」
は「国民の誤解」だとし、高熱等の重い症状があればすぐに相談して。と、しれっと修正していた。
⇒は?何が誤解なのか、どうやっても4日は我慢しろとしか読めないだろ。
・無症状な人にPCR検査しても無駄。という専門家が当時は多数いた。
⇒感度(70%)の問題もあるが、クラスター対策の信奉者の反対や、PCR検査のキャパが実際になかったことが主な要因だったのかも。現在はPCR検査の拡充がコロナ対策に有効だというのが常識化となり、反対派は自らの意見を無かったかのように今もテレビ等でコメントしてる方がおられますね。
・無能な側近のアイデアを採用し、アベ3大愚策に数えられる「アベノマスク」政策強行。
※あと2つは、全国学校一斉休業とステイホーム動画(犬とコーヒー)
⇒布マスクのサイズ小さい、1世帯2枚じゃ足りない、カビ生えてる、虫混入、市場にマスクが供給された後に届いたなどガッカリな意見多数。
・アベノマスクの輸入を対応した4つの業者の1つに、なぜがマスク輸入実績の無い従業員わずか5名の公明党と関わりの深い福島県の業者が選定されていた。
・アベノマスクは1枚200円で、送料や梱包費含め466億円。一方、PCR拡充の緊急補正予算は49億円だった。
・北海道が感染者数全国1位の時期があった。
⇒寒いから・乾燥してるからと理由を推察していたが、単に医療機関や福祉施設でクラスターが発生したからに過ぎなかった
・ノーベル賞受賞者山中伸弥教授の5つの提言をガン無視。(例:国内でワクチン開発急いでという提言をスルーで欧米企業頼りのこのありさま。)
・新コロはただの風邪。と言い放ち対応が後手となり、しまいに手に負えなくなったら中国批判で批判をかわそうとしたどこかの前アメリカ大統領
・消毒液飲めばいいんじゃね?と言い放ったどこかの前アメリカ大統領
・GOTOイートで「トリキの錬金術」という流行語を生みだす。
書いてて疲れてきたのでもうやめます😅
新コロ対応について、日本は失政ばかりが目立ち、いいとこは1つもなかったように思います。10万円バラマキで、コロナで傷んでいないセミリタイア生活者が歓喜したくらでしょうか。東京五輪くらいは成功させて欲しいもんですが、東京には緊急事態宣言が出る始末。選手間に感染が拡がり大会運営の収拾つかず...みたいなことだけは避けて欲しいものです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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