先日、暇でブラブラ街を彷徨っていると、スーパーの前に献血バスが停まっており、ちょうどバスから降りてきた担当職員のお兄さんに運命的な出会いを感じたので、人生初の献血を済ませてきました。
これまで献血をしてこなかった理由と今回献血しようと思った理由。
まずはしてこなかった理由から。
・注射が苦手
健康面の理由で献血できない方もいるかとは思いますが、献血をしない人のほとんどがこの理由でしょう。痛いのが嫌い、血を見るのが苦手。少なからず感染症リスク等もあるし。あと、過去に献血しようと問診まではやった過去があったのですが、その時は持病の腰痛の痛み止めを服用しており、正直に申告したらNoという判定になっていました。
次に今回献血しようと思った理由。
実はお兄さんとの運命的出会いを感じた他に、
・特に不足してると言われてるAB型の血を持つ者としての責務
を感じてしまったからです。日本人のAB型比率は約10%と少なく、貴重な血液型を持つ者として、自分が健康な間に自分で最低限やれることで医療面で貢献したいという気持ちが芽生えたのでしょう。中年引きこもりニート時代からの成長とも言えなくもないですね。
ざっくり献血の手順。
私のように、献血未経験の方のためにざっくり流れを。
1.献血受付
献血の同意説明書を読み、内容への同意や健康状態の問診等を行います。輸血以外に研究用にも使用される可能性があるんですね。お役に立てるならなんだって宜し。あとは輸血カードの作成等の目的のため、個人情報の登録もここで行います。
受付後には200mlの紙パックジュースを貰い飲用しました。献血時には脱水気味になるので水分補給を行います。
2.問診および血圧測定
看護師さんから再度問診と、血圧と脈拍の測定を行います。
問診には全く緊張していないと即答しましたが、実際の血圧と脈拍値は通常より高めでした。おもいきり緊張しています笑
また、貧血が無いかヘモグロビン濃度の検査を行います。中指or薬指の先端に針を刺し、少しだけ血を抜いて測定。
先端ってめっちゃ痛そう...身構えますが、痛みは思ったほどではありませんでした。思いきり最大限のアラームを脳から発信していたおかげかも笑
ここで正常値であれば通常400mlの献血をお願いされる模様です。体重が軽い人は半分の200ml献血になることもあるようですが、デブな私はもちろん400mlです。
3.献血
脚を伸ばせるベットというか長椅子というか、そこに深く腰掛けて献血開始となります。注射の針がささる瞬間はもちろん目を逸らします笑、針を刺して1分は痛かったけど、しばらくすると気にならなくなりました。注射した腕の手のひらになにか握らされ、グーパーせよとの指示。これをやると血の流れが良くなって献血時間が短くなるようですね。
献血中、色々紙を渡されました。1か月後くらいに検査結果が郵送されるが、WEB登録すると数日で届くよとか、怪しい性行為(男性同士や不特定複数と)や覚せい剤使用してたら電話せよとか説明の書いたやつとか。
怪しい性行為どころか、まともな性行為もしてないので安心してください笑
4.休憩・待機
献血終了後、異常が無いか見極めのため、7分程度バス内に留まって待機しました。
再度紙パックの小さいジュースを1本とポケットウェットティッシュ1つもらい、輸血カードを受け取って終了となりました。
400ml献血は年3回まで。
輸血カードには、過去の献血回数(1回)や、次回の献血可能日が印字されています。赤血球の回復期間等の目的で次回は16週間の間隔を置かなければいけません。また、年間の輸血量は1200mlまでと上限を決めているようです。
御礼品をもらおうと毎月献血しようと思ってもできないみたいなので気を付けてください。
注射アザもできなかったし、コロナワクチン注射打つのに、注射の耐性もつけておかないといけませんからね。次回も献血してみたいと思っています。今は。
最後に考察。
話は変わりますが、セミリタイア生活者は献血される方、興味ある方は少数派じゃないかって私は推察しています。
仕事が好きな人って、自分のためにじゃなく、誰かの役に立ってると思って取り組んでいる人が多いとおもうんですよ。献血はまさに自分のためじゃなく、困っている誰かのために行うことですからね。セミリタイア生活者でもボランティア活動に取組んだりしてる方々など例外はあるでしょうが、誰かのための仕事に従事していないセミリタイア生活者は献血に興味が無い。私の推察は合ってる気がしますよ。
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