どーも。高配当株大好きクソ野郎です😎
でも高配当株って意外と手を出しづらいというか。「特需」で爆上げしてるけど未来永劫続かず、やがて株価も下げて事故りそうとか、株価が下がって利回りは上昇してるけど、その後業績悪化を理由に減配して更なる株価値下がり&減配のWパンチを食らいそうだとか。
でもですね、日本市場にはあえての配当性向100%の経営戦略を掲げて前期から大幅に増配し、予想通りの業績ならば減配リスクは低いんじゃないかって銘柄もあるんですよ。私と同様な配当金クソ野郎向けに紹介します。
銘柄1.日東工業6651
まずは、東証P(プライム)、名証P(プレミア)に上場の日東工業。電設資材のキャビネット(箱)や配電盤の大手企業です。
『プライムとプレミア...どっちかに統一しろや🤔』
「23年3月期と24年3月期は、自己資本の積み増しを抑制し、ROEの向上をはかるため、連結配当性向100%を目標に配当を実施してまいります。」
普段の配当性向は30%、22年3月期の配当は66円⇒50円の減配でしたが、今期23年2月期予想は177円(配当性向100.2%)の超絶大幅増配になります😋
説明するまでもないのですが、配当性向というのは1株利益にたいし1株配当をいくら出すかの指針。1株配当/1株純利益で求められ、20~30くらいの配当性向方針の企業が多いです。配当性向100%は1年の会社利益を全て株主還元するというものですね。
配当方針の変更を発表したのは5/13(金)の後場終了後。その発表を受けて株価の動きはどうなったのかと言うと
はい、当然のストップ高😃
とりあえず、本日終値で指標確認します。
株価:1,986円
予想PER:11.2 実績PBR:0.81
時価総額:652億円
自己資本比率:81.6%
配当:177円(8.91%)
有利子負債はほぼ0の無借金経営、現金等は342億円あります。キャッシュリッチな企業でなければこのような戦略はできませんよね。
どのあたりで株価が落ち着くのかしっかりモニターしていきたいと思います。
銘柄2.三ツ星ベルト5192
お次は東証P上場、車の伝動ベルトや産業用搬送ベルト大手の三ツ星ベルト。
「ʻ21 中期経営計画の見直しにおいては、23年3月期及び 24年3月期の配当性向は 100%を目標とすることとしております。 当期の期末配当につきましては、上記の基本方針及び当期の業績並びに財政状況等を総合的に勘案いたしまして、1株につき 110 円(年間配当は前期に比べ 86 円増配の 143 円)といたしたいと存じます」
22年3月期の配当は中間33円、期末33円の予想でしたが、期末配当が110円と配当性向65%の大幅上乗せに!今期予想は220円(配当性向100.5%)の超絶大幅増配になります!
配当方針の変更を発表したのは5/13(金)の後場終了後。その発表を受けて株価の動きはどうなったのかと言うと
ストップ高!…にはならずも大幅上昇😃
とりあえず、本日終値で指標確認します。
株価:2,609円
予想PER:11.9 実績PBR:0.93
時価総額:704億円
自己資本比率:72.7%
配当:220円(8.43%)
有利子負債を引いた現金同等物は300億円近くあります。キャッシュリッチな企業でなければこのような戦略はできませんよね。
どのあたりで株価が落ち着くのかしっかりモニターしていきたいと思います。
「銘柄1も2も分析内容同じ🤔」
先週の1Q決算で配当性向100%を打ち出し、株価も配当利回りも急上昇した2つの銘柄をピックアップしました。配当利回りは共に8%を超える水準です(利益が通期予想通りなら)。
どちらも成長力は高くありませんが毎年安定して利益を出せている印象があります。最低2年は100%戦略を取られるようなので、1~2年の中期で勝負したい銘柄ですね。NISA枠残っているなら良い時期に仕込んでみたい😃
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