どーも。
横断歩道の無い片道一車線道路を横切ろうとした同居中の父親が車に轢かれる寸前だったのを自宅の2階からただ眺めていた、そんな話です。
交通量は多くありませんけども、センターラインが引いてある片道一車線の道路沿いに私の住まいがあります。当然道路を横切る際は最新の注意が必要です。道路を挟んで斜め向かいくらいにコンビニがあってそこに行こうとしていたのでしょうか、道路を横切ろうした父が左から来る車に全く気付いておらず危うく惹かれる現場をたまたま自分の部屋から目撃しており、
「おいおい、そのまま進めば轢かれるだろ...なぜ渡る時も横も見ない?アホなのか?」
と思いつつ、このままマジで轢かれるんじゃないかと内心ヒヤヒヤしておりました。叫んでも意味ないですからただただ見守るだけです。
もうじき後期高齢者の父ですが、数年前に患った腎不全の影響で家から出なくなり老化+運動不足による筋肉量の衰えで極端に足腰が弱くなりました。走るなんてもってのほか、歩くスピードも幼稚園児より遅いかもしれません。また、両耳とも突発性難聴のため聴力をほぼ喪失しています。なので私は父とここ数年まともな会話をしていません。補聴器はノイズが煩いとか付けないし(つまりは家族とまともに会話する気がない)、筆談は一方的にこっちが疲れるし、スマホの無料アプリの音声変換も完璧ではありませんし。まあ筆談よりも楽ですが。
つまりは、聴力が当てにならず視力でしっかりと見定める必要があり、普通の健康体の人より細心の注意を払って行動しなければいけないはずなのですが、老化によるものなのか老害なのか注意力が散漫ですし家族の言うことを聞きませんしもう最悪です。
今回のケースも
「車が来てないことをしっかり確認した」
と本人は言いはりますが、完全な思い込み。老害。全然ダメです。
左側はすぐ下り坂になっており見通せるのはせいぜい100mちょっとしかありません。最初渡ろうとした時に左から車が来てないのは見ていたのでしょう。しかし、右側から車が通過しようとしており「10秒ほどの待ち時間」が発生したにも関わらず、再度左を確認することもなく悠然と渡ろうとする姿に私は戦慄を覚えました。戦慄かなのさんの人生くらいに。
ドライバーがさんが道路を横切ろうとしている父を視認してくれており、手前でブレーキーをかけて止まってくれたためことなきを得ましたが、すぐには止まれない大型車だったり、雪道だったり、あるいは右側からの車に挟まれるような形になった場合、三歳児よりも鈍足な父ならさっと引かれ人生アイナ・ジ・エンドになるところでしたよ。
「車で動けなくて不便だ👿運転免許所を自主返納しなきゃよかった。」
と本人は不満を言う時があったのですが、このあり様では間違いなく誰かを巻き込み加害者と被害者家族の人生をめちゃくちゃにする未来が見えるので、返納して本当に良かったです(耳も聞こえない諦め免許更新手続きしなかっただけですが)。
以前はまっすぐ歩くこともおぼつかないほど筋量が落ちていた時期がありましたが、引越後は自主的に散歩に出ており、本人も最低限の運動は必要との認識はあるようです。
※ふらつきで旧家のドアガラスを割ったり、液晶テレビに突っ込んでテレビが落下して壁を壊したこともありましたので
健康維持のため散歩に出るのは大いに結構ですし継続して欲しいのですが、車で轢かれてちんじゃうとか(しかも家の前で)最悪です。障がい者の自覚を持って人よりもっと慎重に行動して欲しいもんです。
父との関係は、冷え切った夫婦のように単なる同居人と化しておりますが、それでも寿命をまっとうして成仏してくれと願ってはおりますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。