~絶望中年セミリタイア民のハイブリッド投資+節約生活~

中年セミリタイアくそ野郎が、株主優待+高配当+成長株へのハイブリッド投資実践と馬(馬券と一口馬主)で資産を減らしつつ、ポイ活やセコ活で年間100万円の節約生活を生き抜こうと企む暇つぶしぶろぐです。各種クラウドファンディング投資、競走馬出資、暗号資産、ロボアド(休止中)等の様々な投資メソッドを実体験中。

【保有株】ふるなびで業績拡大中、アイモバイル6535について考察してみた(1)。

どーも。

たまには成長株投資家の端くれとして、成長割安株(だと本人は思い込んでる)のアイモバイル(6335)について考察したいと思います。私が購入した期待株です。

※100株ホルダーですけど

一般的には考察後の株購入かと存じますが、購入してから深く分析する、その辺りはインチキ投資家の真骨頂かもしれません…

 

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アイモバイルの事業概要。

 

UQモバイルやYモバイルと同じく、「移動通信端末に関係した何らかの会社?」と当初思っていましたが全く違いました。

インターネット広告事業と、ふるさと納税サイト(ふるなび)運営とその周辺事業のコンシューマ事業がアイモバイルの2本柱です。

 

インターネット広告事業のほうは、アドネットワークという広告配信ネットワークを作って広告を最適かつ大量に配信する仕組みが業界トップクラス。他にアフィリエイトや広告事業など。こちらが企業相手の商売ですね。一部、消費者向けにグーグルアドセンスみたいなクリック報酬型広告の提供もあるみたいです。

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一方で、ふるさと納税サイトの「ふるなび」は消費者向けのサービス。ふるなびの会員数増加と、旅行やグルメ、ポイントサイト等の周辺事業にふるなび会員を誘導して利益を得る仕組み。

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アイモバイルの株価指標。

株価:1,533円

時価総額:334億円

自己資本率:77.4%

PER13.2 PBR2.24

配当利回り:2.28%(35円)

今期予想経常利益増益率:10.4%

※記事作成時点。

 

IT関連業界なのに、PERは低めで株価が推移しています。注目度が低い、あまり人気が無い銘柄ともいえますね。

 

アイモバイルの社歴(IPO)。

 

2007年に設立。

2016年10月に東証マザーズに上場IPO公募売出価格1,320円にたいし、初値は1,230円の公募割れとハズレIPOだったようですね😭発行株数が多く、マザースとしては重たい案件だったみたい。

2018年に東証一部へ市場変更しています。

 

アイモバイルの社風。

 

人事担当者に、二階堂ふみさん似の美人な方がいらっしゃいました😍

社員さんも働き甲斐がありますね!

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アイモバイルの株主還元(配当方針)。

 

みなさん大好き、配当がいくら貰えるのか話をしなけれなばいけませんね。

上場後は無配継続でしたが、業績が安定してきたため前期の2021年7月期に初配30円を出すと期初に打ち出しました。さらにさらに!

「上場5周年の記念配70円」を追加した100円配当にすると期中に発表し、配当利回りが7%超という事態に。当然、ポジティブサプライズと市場で受け止められ株価が急騰したことは言うまでもありませんね。私が当社の存在を知ったのもこのIRがきっかけでした。その時は株価が上昇し過ぎと感じたので購入することはありませんでしたけどね。

 

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マネックス証券銘柄スカウターを利用しています。

 

進行期の2022年7月の配当予想は35円と、前期の記念配を剥落した30円から5年の増配予定となっています。配当性向は30%の方針のため、あくまで事業成長(増益)が大前提にはなりますが。

 

セグメント別の業績推移。

 

まずは前期の決算結果から見ていきましょう。

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売上はインターネット広告事業が全体の約60%を占めていますが、利益&利益率は圧倒的にふるなび周辺事業が優っていますね。

 

次は売上の推移(過去4年)

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インターネット広告事業は2018年7月をピークに減収傾向と見て取れます。

ふるなび周辺事業は、2019年7月期はふるさと納税の法改正前の駆け込み需要(返礼品3割上限ルール厳格化)こそありましたが、そこを除けば右肩上がりの成長事業と見て差し支えないでしょうね。

 

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利益は2019年7月期にふるなび周辺事業がインターネット広告事業を逆転しています。

 

まとめると

・インターネット広告事業は今後も安定した収益が見込めるが、現状の事業内容では成長性はほぼない。

・ふるなび事業はまだまだ拡大する可能性を秘めており、当社の成長の命運を握っている。

こんなところでしょうか。

当社は中期経営計画も発表しておりますので、次回はその辺を軽く堀り掘りしたいなと考えています。

 

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