どーも。
10月15日は「たすけあいの日」ということで、それとは全く関係ない話でもしようと思います。
私は築40年以上のリノベ戸建物件を購入して両親と住んでいる身分ですが、おひとりさまセミリタイア生活者はコスト比較で持ち家(一戸建て)、賃貸のどちらが良いのか私見を簡潔に述べたいと思います。
前提として、親・兄弟からの遺産(土地・建物)が無いものとしてください。
結論から先に言えば、「きちんとした生活設計を構築されているなら、どちらでも良い」が結論になります。
「え、これで記事終了?👿」
「生き延びるための資産とプランがしっかりあるならどっちでもいいじゃんよ🐍」
まあ、これでは記事にならないので話を膨らませると、若干賃貸の方が優っていると思います。家持ちの私が言うのもなんですが。
賃貸家賃には、家主の利益・家賃滞納コスト・原状回復等のコストがかかっているので割高だという考え方の人がいますが、持ち家だって売主利益、修繕コスト、固定資産税等のコストがあるため、持ち家が明確に有利かは断言できません。
最小コストで逃げ切れるかもしれないのが持ち家、ランニングコストがほぼ決まっているのでプランが立てやすいのが賃貸でしょうかね。うまくいけば持ち家のほうが賃貸より低コストで生活できますが、修繕が想定以上にかかった場合は賃貸より割高になることも。
コスト:持ち家(成功)<<賃貸<<持ち家(失敗)
こんなイメージ。
また、おひとりさまの場合、間取りは1LDKか2DKで充分ですよね?一戸建てとなると平屋1LDKってなかなかありません。平屋でも普通は2LDKになります、1部屋増えると100万円は価格アップしますからね。そういう意味で一戸建ては既に損かも。価格は2LDK平屋中古で800万くらいと仮定しましょう。800万円あればソフトバンク株でも買って税引後4.5%の配当金を頂くとすれば、年間36万円です。毎月3万円を家賃に充てられます。
平屋一戸建か、毎月3万円の家賃補助のどちらを選択するのか、とも言い換えられますね。
一戸建てを購入するば自らの資産になりますが、おひとりさまが誰にも貸せない不動産資産を所有していても仕方がありませんからね。可愛い姪っ子甥っ子がいれば話は違うかもしれませんが、死ぬ頃は姪っ子甥っ子もおじさんおばさんでしょう。
最後に、怪我や病気などでセミリタイア後のプランが破綻したときですね。これはまずお薦めしませんが、まともに働けないなら生活保護というのが視野に入ってきます。持ち家は資産にカウントされるため生活保護は受けられないかも...と思いましたが、資産価値が低い場合は認められるケースもあるそう。その場合は住宅扶助(家賃補助)はもちろん支給されませんけどね。うん、これはどちらでも大丈夫そうですが、あくまで自治体の判断になりますので、賃貸のほうが若干いいのかも。
私は両親と同居してるため4LDKの中古戸建を購入しましたが、両親亡き後は明らかにスペックオーバーな間取りです。そして屋根や壁の補修、石油給湯器の故障、床下の上下水配管の破損(この類はリノベされませんからね…)...今後どのくらいの修繕費が発生するのか少しビビッてます。地震保険や火災保険に加入していますが、全壊しても保険金MAX出るのは時価までだし...賃貸は鉄骨造りの建物が多いので木造よりは丈夫だし、仮に全壊しても直すのは家主負担。
おひとりさまセミリタイアの場合、無理にお家は購入しなくても良いとおもいます。持たざるリスクより、持つリスクのほうが大きいと感じますので。
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